攻めの転職日記~forward jobchange~

個々人が主体的にキャリアを作っていく時代の一助になれれば幸いです

キャリア形成を勉強するなら「キャリアデザイン入門[I]基礎力編 第2版」をまず読もう

こんにちは、mamamaです。

本ブログは「攻めの転職日記」というタイトルですが、そもそも攻めるほどの知見がないという方も多いのではないでしょうか(本末転倒な指摘でごめんなさいw)。そこでまずはキャリア形成についての考え方について書いていきたいと思います。

 

まあ私が色々解説する前に、まず適当な参考文献を教えろよ!って人向けに、そもそも今日紹介する内容の本がこちらw

 

そして私の解説に耳を傾けてくれる優しい方々は引き続き以下から目を通してください\(-o-)/

 

■まず型(フレームワーク)を知る

今回おすすめする本書の著者は、リクルートワークス研究所所長の大久保氏。リクルートといえば日本に就職・転職メディアを作ったさきがけで、人材業界の圧倒的王者でもあります。そんな歴史と実績あるリクルート内で、「キャリア」「働き方」を研究する組織のトップを務めるのが著者なのです。

 

とはいえ、世の中にはあなたのためだけにキャリアの築き方を教えてくれる本があるわけもなく、あくまで教えてくれるのは考え方。ゼロから考えろといわれても未知の領域について学んでいくのは難しいため、本書が型(フレームワーク)を教えてくれるわけです。

 

■いかだ下りと山登り

本書の内容を全部公開するわけにはいかないので、今回は私的に参考になった点と、その参考になった点への考察を解説できればと思います。

 

mamama的に参考になった点は「いかだ下りと山登り」というキャリア形成の概念です。いかだ下りというのは、キャリアでいう自分探しの期間。若いうちは自分の適性がどこにあるのかすぐにはわからないため、なんでもやってみて適性を探していくほうがいいという考え方です。険しい濁流を下っていくときは自分の適性や存在意義などに夢想している時間はありません。しかしいざ下り終えると意識していなかった知見や経験が身についているものです。

 

ただし30代になると、世の中としては即戦力として扱われるようになってきます。ここからは自分に合った専門性を身につけるタイミング、つまり登る山を定めなければなりません。山登りの難しいところは一度登ってそれが失敗だとわかると、リカバリーが難しいということ。どの山も高く険しい道のりであり、一度登ると引き返す時間も必要になります。なんとなくいかだ下りをする20代を過ごすのではなく、下りながらも登る山の目星をつけ始める必要があるのです。

 

■これからの時代はずっといかだで下り続ける

本書は基本的なキャリアの築き方について解説しており大変参考になる点は多いですが、mamama的にはこの概念は崩れ去っていくと思います。

 

その原因がVUCAです。VUCAとはここ数年ビジネス界隈で流行った言葉で、Volatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguityの頭文字をとって作られました。

 

Volatility:移り気

Uncertainty:不確か

Complexity:複雑

Ambiguity:あいまい

 

仏教用語的には諸行無常、つまり同じ状態を保っていることはない、非常に変化の激しい時代を生きなければならないという意味です。

 

つまり何が言いたいかというと、我々の時代は仕事ができる年齢である内に、ビジネスモデルも仕事内容も大きく変化していく可能性があります(というか無くなる可能性)。そんなときに「この山に決めた!」と一つの山にだけ意識を集中していると、その山が急に無くなったときに路頭に迷いかねません。

 

そのためmamamaが考えるこれからのキャリアの築き方は「いかだを下りながら、小さな山を複数登り続ける」時代になると思っています。常に時代の潮流を読みながら必要な仕事はなんでもこなしていく、その中で複数の山という名の武器を身に着けていく。一つの武器がなくなっても、他の武器で戦えるような準備をしておくことが重要です。

 

そしてmamamaとしては、今後いかに早くいかだ下りができるかこそが、ビジネスマンとして成功していく武器になっていくと考えています。いかだ下りとはいいかえると「柔軟性」です。川の流れを読みながら、そのときそのときで思考を柔らかくし、反射的に行動していく。もちろん川の流れがゆるやかなときはゆっくり深く思考すればいい。しかしこれだけ変化が激しい時代では、限られた時間の中で頭をフル回転させ、仮説検証を誰よりも早く回していく人が勝つ傾向にあります。

 

それはキャリアも同じです。武器を磨くのと同じくらい、今の武器に執着せずに新しい武器を取りに行く勇気も必要になります。正直これからは正しいキャリアの築き方なんて誰にもわからない。都度柔軟に変化できる人こそが勝つ、そういう世界だと考えています。さて、ぜんぜん本の宣伝にはなりませんでしたねwまあ本買ってという記事ではなく、あくまでmamamaのフレームワークはこの本で培い、その中で常に考えているんですよう、というご紹介でしたwwwでは今回はこの辺で。あでゅー

 

 

転職活動時の年収交渉のタイミングとは

こんにちは、mamamaです。昨日キャスターCOOの石倉氏が以下のようなツイートをされておりました。

 

わかりみポイント満載だったのですが、それとともに改めて求職者は年収交渉のタイミングが本当にわからないんだろうな…と感じたため、攻めの転職日記で書いてみることにしました。

 

■日本は企業も年収交渉が苦手

まず先のツイートに関しては求職者目線の年収交渉に関するものですが、そもそも論として年収交渉が苦手なのは求職者だけではありません。mamamaは業種・規模問わず多くの日系企業の採用支援をしてきましたが、ほとんどの日系企業は年収交渉をしなければならないこと自体に嫌気がさしています。ベンチャー企業にいたってはそうでもないことは後述。

 

思うに、日本はあまりにも相手が「空気を読む」ことを期待しているケースが多いのだと思います。「提示年収のレンジは求人票に記載しているし、現年収は~万円だから、大体~万円くらい提示すればOKでしょ」と。だから企業側に選考の中でこういう風に希望条件についてヒアリングしてくださいね!とアドバイスをしても、上手に引き出せるようになる企業はかなり少ないという印象です。

 

逆にThe外資系企業は条件交渉は行われるものという前提意識を持っていることが多いです。選考中にざっくばらんに条件面のお話をしながらも、最終的に求職者が最後の条件交渉をしてくることがザラにあります。印象的だったのは担当企業が「年収交渉も含めて求職者の実力」と言っていたことです。外資系企業はいまだに実力主義と思われていますが、内実かなりの忖度が発生するため、誰しもが交渉力を兼ね備えている必要があります(実力があっても上司に嫌われてるとあっさり解雇されますしねw)。だからこそ条件交渉でもその交渉力をいかんなき発揮することを推奨されているのです。

 

■理由と共に希望年収を記載しておくのがベター

mamamaが考える企業側の年収交渉のフローは先日のツイートの通りです。

一度オファー条件を決めた後に、やっぱりこの条件だと承諾してくれないからオファー内容を変えたい…なんて社内交渉は果てしなく面倒ですし難易度も高い。それならばオファーにたどり着く前に明確な理由と共に、極力良いオファー条件を用意しておくのが採用担当の腕の見せ所です(もちろん様々な駆け引きがありますので、定性面で意向を上げておくこと。またベンチャー企業はその人の市場価値に見合った年収を提示できない可能性のほうが高いので、より定性面(将来性、働く環境、ポストなど)で意向を上げるしかない=イケてるベンチャー企業は交渉力に長けていることが多い)

 

ただし求職者の方々に忘れないでほしいのが、企業も交渉が下手だという事実。大体の企業はあなたの条件面での希望を徐々に聞き出してくるなどというテクニックを持ち合わせていません。そうなるといつ条件のすり合わせをするのか。それが本格な選考の「前後」になってしまっているのが実情です。後というのは内定通知時。そして前というのが「書類選考時」です。

 

転職サイトだとわかりやすいと思いますが、現年収と共に希望年収を記載する欄があることが多いです。求職者はこの希望年収欄で自分の意思を伝えることができます。同じく職務経歴書でも現年収以上の年収を希望している場合は、その金額レンジと理由を記載しておくことが望ましいとmamamaは考えています(あくまで持論であり、現状の転職市場でそういった書き方をする人はほとんどいない、はず)。

 

もちろん希望年収をあらかじめ伝えておくことで「書類選考に通らなくなる」というリスクが発生します。しかし大事なのは「最終的に双方が条件に納得して気持ちよく入社が決まること」です。さんざん選考時間をかけて、実は条件面が全然合わずにお互いモヤモヤしてバイバイするなんてことが一番の惨事。また企業によっては条件交渉をすると「金に汚いやつ」などというレッテルを貼られます。まあそんな企業受けるなよと思うかもですが、どうしても古き良きを大事にする歴史ある企業は、ね?察してくださいw

 

ただし最後の最後にこんなことを言うのはあれですが、求職者の方々に伝えたいのは「市況感に乗っかって自分を過大評価していませんか?」ということ。あなたの今の給与はビジネスの世界におけるあなたの通信簿。その通信簿を無視して、自分の知り合いは〇〇〇万円の給与をもらっているやつもいて、自分もこれくらいもらってもいいはずだ!なんて自惚れは通用しないのです。希望年収を伝えるときは、事実と考察からはじき出した理路整然とした年収交渉ができるのがベター。それまでの実績とスキルから考えるに、〇〇〇万円の年収をもらいたい!どーん!!って感じ(急に粗いトーンになってごめんなさいw)。

 

また急激な年収アップは企業の期待の表れ。よほどのブラック企業に勤めているわけでもない限り、転職するときは良くて現年収から100万円ほどの±でしょう。それ以上上がる場合は、それ相応の成果を早急に出すことを求められているということをゆめゆめお忘れないように。。。

 

結論年収交渉は徐々にお互いすり寄ろうね。最後の最後にサプライズ交渉はしないようにね、の二つです。若いころは年収なんて気にせずに挑戦をすればいいですが、家庭を持ち始めたりなんかしたら挑戦をしつつ、長期的な収入面のプランニングをすることも大事。ということで大人な年収交渉ができるグローバルな人材を目指しましょうねwでは今回はこの辺で。あでゅー

私のキャリアの築き方

こんばんわ、mamamaです。そういえばすっかり完全に忘れていたのですが、そもそも「あなたは何者ですか?」という紹介をしてないことを今更気づきました笑。ということで今回はmamamaの経歴についてご説明するとともに、キャリアの築き方について一例として参考にしていただければと思います。

 

■新卒の就活軸は「食いっぱぐれがない」ということ
プロフィールに記載したとおり、現在のmamamaは「営業×転職×HRTech×副業」を軸に活動しています。これだけ見ると昔から相当アグレッシブに貪欲に働いてきたんじゃないの?と思われがちですが、なんと新卒一社目は大手インフラ系企業の総合職入社でしたwww

 

ただし今振り返っても人生設計としては割りと賢かったと思います。
それが「食いっぱぐれがない」ということ。
就活を迎えて初めに考えたのが社会での自分の可能性でした。mamamaはいわゆるお勉強は得意だったのですが、昔から努力型の詰め込み型で不器用タイプ。社会にでて通用するかどうかに確証が持てませんでした。

そこで考えたのが、もし使い物にならなくてもそれなりの待遇で安定して働き続けられるところに就職するというものです。公務員にならなかったのはさすがに固すぎるところは嫌だということと、国のためにという考えがかっこつけてる感じで嫌だなあと思っていたからです(人生すべて天の邪鬼スタイルで生きてきました)。

✓安定産業(何があっても需要がなくならない)
✓待遇がいい
✓社会に貢献している感

この3つで就職活動をした結果の大手インフラでした。
新卒だろうと中途だろうと「自分にとって何が大事か」を深掘りし、その軸をぶらさないということが重要です。そして日本において新卒は複数の軸をわがままに叶えることができる大きなチャンスでもあります。まあ仕事できるかどうかなんて、会社側もそこまで正確に見抜けないですしね。

 

■もっと面白い世界がありそうという気づき
mamamaにとって社会人生活を送ってみて意外だったことは「意外と仕事できるじゃん」ということw自慢ぽく聞こえますが、自分が想定したよりは仕事ができました。

じゃあもっと楽しもう、と思った時に、改めて働く上での軸を考え直しました。

✓プロフェッショナルとしてスキルを高める
✓事業を作る力をつける
✓35歳くらいで企業ブランドではなく自分の力で1000万稼ぐ

この3軸に改めて設定し直しました。意外と仕事できる⇒仕事楽しい⇒自分がおもしろいと思える仕事を選べる立場になりたい⇒個として実力をつけていきたい⇒営業、事業づくりを軸にしてみるか⇒とはいえ35歳で1000万はほしいな、そしてそれくらいの実力は身についていたいな。という思考の変遷です。あさーいw

そこで社会人2年目にさくっとHR系ベンチャーに転職をしちゃうわけです。

 

■一つを磨くのか、複数にまたがるのか
採用領域にまあまあ携わってきて思うのは、本当に優秀だと思う人は必ず太い軸があるなと。

それは営業力だったり、技術力だったり、ファイナンスだったり様々ですが、大抵の人には負けないといえる実力がある分野が中軸にあることが、その人がビジネスの世界で戦っていくための自信となっているのだと思います。

よくなんでもできます!的な人がいますが、それでは小手先の仕事しかこなせない。あくまで一つの太い幹があった上で、多彩な枝葉がついているからこそ立派な木になれるんだなと。


だからmamamaは「営業」という軸を太くすることを怠らずに、枝葉として「転職
」「HRTech」「副業」を頑張っていきたいと思います。まあ結果的に全部同じくらい太くなったら儲けものです。また性格的には非常に飽きっぽいので、楽しく働いていくための枝葉を増やすことには割りと賛成派だったします。

 

そう思うとやたらめったら書きましたが、根本は「楽しいかどうか」なのかもしれませんね。ここを純粋に追い求め続けることができる力をつけたいな。みなさんは何を大事にして働いていますか?軸の見つけ方がわからなければブログコメントなりツイッターなりで気軽にご相談ください。それでは今回はこの辺で。あでゅー

HR×AIサービスについてまとめてみた

こんばんは、mamamaです。早速ブログテーマから脇道に逸れて恐縮ですが、HR×AIサービスについてまとめたい欲がとてもとても高まってきたので、一旦今回書かせていただきます、ありがとうございます。

 

■日本
正直日本のHR系においてAI推しで本当にサービスが機能している会社がどれほどあるのか…というのは疑問なところです。そのため華やかさよりも実用性が高そうな順で紹介できればと思います><

・オートークビズ
オートークビズはチャットボットを使った面接日程調整の自動化サービスを提供しています。

https://autok.io/biz/lp

 

ビジネスモデルがうまいなと思ったのはまずは「アルバイト」に絞っている点。アルバイト系の媒体連携を中心に対応し、他求人媒体はあくまでオプション。アルバイトは雇用人数が多く流動性も高いためニーズが衰えません。

正社員領域に進出できるほどシステムになればますます期待大ですね。※アルバイト面接日程調整と正社員日程調整には大きな違いがあるのですが、それは後述。

 

・mitsukari(企業名:ミライセルフ)
次は適性検査サービスmitsukariを運営するミライセルフ。おそらく数多のベンチャー企業同様、サービス名と会社名を一緒にする日が来る気がする最有力候補(どうでもいいか)。

https://mitsucari.com/

 

このサービスは働いている従業員にテストを受けてもらいその解析結果を元に、求職者の適性とのマッチングを図るというもの。よほどの大企業でなければビッグデータにはならなさそうという疑問はあるものの、そもそも

の適性検査がUCバークレービジネススクールの教授に問題を監修してもらったというので(おそらく)テストのクオリティが高いことで十分差別化が図れているのではと。

元々やりたかったマッチングサービスは5月にベータ版出しているので、今後の動向に期待が持てるベンチャーです。

 

・SHaiN
最後がドキドキワクワク枠であるAI面接サービスSHaiN。なぜドキドキワクワクかというと、AI面接とうたえるほどのクオリティにいつたどり着くのかな?という疑問があるからです。

https://www.taleasse.co.jp/shain/

 

AI面接というからにはAIたるキャラクターが相槌とか反応をしながら、会話のキャッチボールをするようなイメージかと思いますが、残念ながらそんなクオリティになるわけもありません。現段階で面接風にしゃべっている動画を取って、その表情・会話内容からざっくりした評価を下すだけ。正直非プロダクト系の第二新卒・ポテンシャル採用くらいにしか使えないでしょうね、現状は。

 

でも非常に夢有る分野に挑戦している姿はベンチャーの鏡。期待が膨らむ一方でございます。

ぶっちゃけ他のサービスはAIと言っているもののサービスとしてはまだまだ未熟で、とりあえずAIうたってます的な感じでしかないような…(scoutyとかイマイチ伸びてこないし・・・)。まあとにもかくにも日系でmamamaが期待しているHR×AIベンチャーはこんな感じですかね。

 

■海外
さてさて、海外系ではHR×AIはどれほど進んでいるのか期待しちゃいますよね!?とはいえ私のリサーチ力では網羅することはまず不可能なので、気になる数社だけ紹介させてもらいます。

 

・textio
個人的に一番注目しているHR関連のAIベンチャーがtextioです。自然言語処理に強みを持つ当社は、求人原稿のパフォーマンスをAIが分析してくれるサービスとして始まりました。

https://textio.com/

 

求人を出して応募が来るかどうかのABテストをしても、文章そのものの細かな優劣までは判断がつきづらく、本当に求人ABテストができているのかわからないなあ…なんて担当が多いハズ。

 

そして会社として今後伸びていくなあと思ったのは、テキストパフォーマンス分析はあらゆる業界に横展開できるということです。実際すでのビジネス文書全般のテキストパフォーマンスまで手を広げています。HR系といいつつも、AIのちからを使って全業界に影響を及ぼしていく注目のベンチャーです。

 

・mya
次が先日ツイートもしてしまいましたが(笑)、HR×AI業界では割りと本命とされているA.I. Recruiting AssistantサービスMyaです。

https://hiremya.com/

 

ソーシング、書類選考、質疑応答、日程調整全般をAIが代わりに対応することで、採用業務の75%を削減できると公言しています。

 

またチャットボットが応募者と会話する中で得た過去の経歴データを分析し、導入企業に合うかどうかを自動で判断するサービスも展開しており、データドリブンな採用の世界を実現していくための大きな一歩を踏み出しています。

 

・GoodTime
採用業務全般の中でも「日程調整」にフォーカスしてサービスを深ぼっているのがGoodTimeです。

https://www.goodtime.io/

 

GoodTimeの素晴らしい点は、アサインする面接官のマッチングまで分析してくれるところ。これはHR系の人ならわかると思いますが、日程調整業務は予想以上に複雑です。候補者ごとに適切な面接官をアサインしなければ、候補者から企業への評価が下がりかねません。このアサイン業務にかかる時間は馬鹿にならないとともに、熟練の技をも必要とします。しかしこれこそデータがあれば解決できるポイントであり、GoodTimeは現場目線でのサービスを開発していると言えるでしょう。こういう企業は強いなあ。

 

さて以上、本当に上辺だけの情報で恐縮ですが(汗)、世界のHR×AIについてまとめてみました。みなさんもし注目のサービスがあればブログコメントなりTwitterなりで教えていただければ幸いです。では今回はこの辺りで。あでゅー

なぜあなたは嫁ブロックを食らうのか

こんばんは、mamamaです。今回もまたまた脇道に、まあというか何の気兼ねもなく脇道に逸れていきます。まあそんなに読んでる人もいないしねw

 

■嫁ブロックとは

嫁ブロックとは人材業界で有名なワードでして、男性が転職活動をする際、転職を嫁に反対されて選考を辞退することを言います。年収が下がるケースや、有名企業から無名企業に転職する際にブロックされるケースが多いですね。

 

さて、なぜあなたは嫁ブロックを食らうのでしょうか?それは

「普段からの話し合いが足りていないから!!!!」

はい、これだけです笑

 

もちろん家庭に寄るとは思いますが、私の感覚的にお互いのキャリア観について膝を突き合わせて話し合っている夫婦というのはあまりいません。仕事の話を家庭に持ち込まないというのはよく聞く夫婦円満の秘訣ですが、キャリア形成とは家庭の方向性を決める大事なトピックです。

 

私は嫁ブロックを食らう原因として、日本の悪しき習慣も関係していると考えています。それが俗にいう男は仕事、女は家庭という概念です。男は仕事だから自分のキャリア形成は自分のもの。仕事の話を女にしても仕方がない、なんて一人で考え込んでるのではないでしょうか。

 

二つあなたの妄想を打ち砕いておくと

✓キャリア形成で家庭の総収入が大きく変わってくるので、キャリア形成は家庭の問題

✓男は仕事、女も仕事の時代。あと女も同じくらいか、むしろ男より優秀よ、マジで。

 

というわけです。だから普段から夫婦がお互いのキャリア観の変遷について語り合っておけば、そもそも転職を始めるときにも「〇〇の方向でキャリアを築いていきたいから、AかBの方向性で転職すると思う」と伝えておけばブロックを食らうわけがないのです。

 

しかし日本の男性のほとんどが、いざ転職したい企業から内定をもらったときに「実は…」なんて言い出す。そりゃ嫁が賛成できるわけがないでしょ。ただでさえ日本ではまだまだ転職は一般的になっているとは言い難いところで普段からの相談も事前報告もなく急にカードを切られてもたまったもんではないのです。

 

だから嫁ブロックという言い方は正直尺に触るので

嫁ブロックではなく旦那バカ

という言葉に差し替えていただけますと幸いです。

 

なぜか男性は家庭を持っても自分の思うようにキャリアを築いていくという思い込みがあるようです。これは先日TwitterでのキャスターCOOの石倉氏のツイートが印象的でした。

多分多くの家庭が夫婦どちらかの働き方を変えなければいけないときに条件反射で女性が働き方を変えているのではないでしょうか。これも普段からお互いのキャリア形成について話し合っていない証拠だと思うんですよね。

 

嫁ブロックを食らって不満を言っている男性諸君。すべては自分の思慮の浅さだと思って悔い改めてください。以上、過去に彼女ブロックを振り切って転職した結果、彼女に振られた経験を持つmamamaより自戒を込めて。あでゅー

今を取るか未来を取るかという葛藤〜転職先の決定〜

こんばんわ、mamamaです。今回は転職を決める際の二大ポイントについて考えてみたいと思います。

 

二大ポイントというのは抽象的な表現で恐縮ですが、「今」or「未来」です。
簡単に言うと転職してすぐ得られる利益を取るのか、中長期的に見て得られる利益を取るのかという意味を指します。

 

■変わるのは待遇だけ
「今」を取るという時に一番わかりやすいのが給与などの待遇です。

年収が◯◯◯万円Upする、役職を用意してもらえる(まあイコール年収アップか)、福利厚生が改善されるなど、転職してすぐに恩恵を享受できるのが「今」を選ぶ転職です。

 

変わるのは待遇だけという書き方をしましたが、待遇が変わることは非常に重要です。生活水準が変わり日々の暮らしが良くなることで精神的にも満たされることができます。

 

しかし気をつけなければいけないのは、長期的に見たメリットがあるのかどうかということです。「今」を重視した転職は、それまでの実績を切り売りしているに過ぎません。そのため自分がやりたいことではなく、転職先の会社が求めていることを叶えることに重きを置かなければなりません。

 

その結果、業務内容も転職前の仕事の延長である場合が多く、仕事の幅は広がりません。経験した業務の繰り返しである可能性も大きいため、スキルを伸ばせるとも限らないでしょう。待遇改善は一見すばらしいように見えますが、長期的に見た場合の伸びしろを潰しているかもしれないのです。

 

■最終的に成功するとは限らない
対して「未来」を取るということは、長期的な投資をするということです。

 

転職前に比べて給与が良くなるどころか、よくてステイ、悪くてDownする可能性もあります。例えばそれまで経験したことのない新しいビジネス、業務内容にチャレンジする場合、あなたはその領域の経験がないため給与が下がることは避けられないでしょう。他にも大手企業からスタートアップに転職する場合は給与水準が違うためほぼ間違いなく給与は下がります。

 

ただし前者が戦略的ジョブチェンジである場合、長期的に見て市場価値が向上し、同じ会社で同じ仕事をし続けているよりも遥かに稼ぐことができるかもしれません。また後者のスタートアップの場合、給与Downと引き換えにもらっていたストックオプションが数千万〜数億のバリューになり、一気にお金持ちになれるかもしれません。このように一度しゃがむことで最終的に大きな利益を得ることが「未来」軸での転職です。

 

しかし投資した未来が必ずしも明るいものになるとは限りません。ジョブチェンジをしても努力が足りずに実力がつかなければ転職前よりも給与が低いまま社会人生活を終えるかもしれません。転職先のスタートアップの事業が行き詰まり倒産してしまえばあなたは急に収入がゼロになります。世の中ローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターンであり、ローリスク・ハイリターンというのはまずありません。

 

■後悔しないほど考え抜いたのかを問い直そう
主体的にキャリアを考え変化していく必要があるとはいえ、一回一回の転職自体は非常に慎重に行う必要があります。

 

なぜならキャリアは点ではなく線だからです。一度の転職の失敗は、その後のキャリアにおいて大きなマイナスになってしまいます。変化が求められるということは、安易に変化を繰り返せばいいというわけではありません。時代の潮流を読みながら、入念に調査・準備を行い、自分の選択に責任を持ちながら変化をしていく必要があります。

 

堀江氏が言っている多動力は正に現代に必要な力ではありますが、意味を履き違えて考えなしに動きまくるバカになってはいけません。突出したバカなら逆に光りますが、中途半端なバカは社会から叩かれますし、突出したバカになれるのはひとつの才能です。

 

自分が凡人であることを自覚している人ほど、キラキラした言葉にだまされず、後悔しないほどに考え抜いた上で変化し続けることが大事です。そしてこの時代は「未来」に投資できる人が最終的に花開きます。なぜなら変化が激しすぎて「今」という状況がすぐになくなってしまうからです。

 

「未来」を見据えて変わり続ける勇気を持ちましょう(mamamaも持ちたい…)。という自分への戒めもあって、今回の記事を書いてみました笑 ちょっと長くなってしまったので今回はこの辺で。あでゅー

転職手法について~転職サイトと紹介会社ってどっちがいいの?~

こんにちは、mamamaです。前回は転職手法のトレンドについてお話しましたが、今回は一般的な転職手法も踏まえてお話をします。

 

■個々人の状況によって最適な転職手法は変わる

結論から言うと、同じ人であってもフェーズによって最適な転職手法は変わります。転職手法にもすべて一長一短があり、何がベストということはないからです。

 

しかしその一長一短を把握せずに何となくで選ぶ人が多いことが問題です。「なぜその転職手法を選んだのか」と聞かれてパッと答えられないということがないようにしておきましょう。

 

■紹介会社(人材エージェント)のメリットデメリット

まずは二大転職手法の一つ、紹介会社(人材エージェント)を使うメリットでメリットを見ていきたいと思います。

 

・選び方を間違えなければ最強のパートナーになる

紹介会社は採用のプロ。そのため職務経歴書の添削や面接対策まで細かくフォローをしてくれます。転職について何もわからないという状態であれば、まず紹介会社に登録し面談してもらうことをオススメします。

 

✓紹介会社からノウハウをインストールしてもらうことが、転職スタートのカギ

 

もちろん中には独学で転職について一通り学んでいる人もいるでしょう。それでも転職をする際に紹介会社を使うメリットとしては、紹介会社が持つ担当企業の情報の深さです。紹介会社はそれまで多くの候補者を企業に紹介し、面接結果のフィードバックを受けているため、企業の採用傾向を熟知しています。どういった職務経歴書を好むのか、面接ではどういう質問が多いのかなど、Web上では拾いきれない情報をたくさん保有しているわけです。

 

そのため自分が行きたい業界・企業について詳しい紹介会社を見つけることができれば、最強の武器を手に入れたも同然。受験でいう赤本を手に入れている状態で戦うことができるのです。

 

・最後まであなたの味方でいられるとは限らない

しかしもちろん紹介会社のデメリットも存在します。これは致し方ないことですが、そもそも紹介会社のビジネスモデルは、紹介が成功したときに採用が決定した人の理論年収の30%前後の紹介料を企業からもらうというものです。

 

✓求職者が企業に入社してもらわなければお金がもらえない

✓求職者の年収が高ければ高いほど、紹介会社もよりお金がもらえる

 

という二点がポイントです。そのため、もし内定がでれば極力入社するように勧めてきますし、複数内定がでればより年収が高いところにとりあえず入社してほしいというのが紹介会社の心情なのです。またいくら紹介担当が年収関係なく求職者に本当に最適な会社に入ってもらいたいと思っていても、よほど信念のある紹介会社でなければ会社や上司から年収が高いとこに押し込むよう圧がかかってきてしまいます。

 

そのためいざ内定が出た際は、紹介会社の意見も参考にしながらも、あくまで自分で考え決めることが重要になってくるのです。

 

・意外と時間を取られる

また紹介会社を使っている方からよく聞く不満が「連絡が多い」ということです。

 

紹介会社は採用が決定させることが重要ですから、それまで徹底的に求職者をフォローします。特に企業目線から見ると、選考を通じて求職者が企業に対して感じた所感を知ることが非常に重要で、その本音を引き出すのが紹介会社の役割でもあるのです。

 

そのためいざ選考が始まると紹介会社からの連絡が頻繁に来るようになり、その連絡にストレスを感じたことで二度と紹介会社を使いたくないと言う方も一定数存在するほどです。

 

■転職サイト(媒体)のメリットデメリット

・リーチできる企業数が数十倍に

それでは転職サイト(媒体)のメリットデメリットはどうでしょうか。まずメリットから言うと、自分のペースで自分が好きな分だけ企業情報を取得できることが挙げられます。

 

紹介会社ですと自分の職務経歴書や希望に合わせて求人をオススメしてくれていますが、それは裏を返すと制限を受けているとも言えます。紹介会社が可能性を感じなかった求人でも、実はあなたにピッタリな求人が存在するかもしれません。

 

下手な鉄砲も…ではないですが、数を打ち続けることも自分次第ですので、思わぬ企業との出会いも創出できるのです。

 

・身の丈を知らないと中々転職先が決まらない

ただし転職サイトの悪い点は、情報の取捨選択が難しいことです。無数といってもいいほどの求人数から自分に合った求人を探すのは至難の業。

 

またついつい高嶺の花に目が行きがちなため、冷静に自己分析をしないと、応募数ばかりが多くなり書類選考さえ通らないという悲惨な状態になりかねません。

 

もし転職サイトを使う際は、しっかりと自己分析を行ったうえで、企業の選考ランクをA(難しい)B(受かる可能性あり)C(受かる可能性が高い)などに分けて選考に挑むことをオススメします。第三者目線でアドバイスをくれる人がいないため、自分を理解し律する力がないと、無駄に時間ばかりが過ぎかねません。

 

また転職に対する知識(職務経歴書の書き方、面接ノウハウ)がない場合は、やはり紹介会社に一度行くことをオススメします。結論転職に対する知見があり、客観的に情報を取捨選択できる能力のある方は、転職サイトでサクサクと転職活動を進めることは非常に効率的と言えます。

 

mamama的には理想の紹介担当に知り合えるならば、紹介会社を使うのが最も効率的だと考えています。といいつつも、自分よりも知見がある担当に出会うことがほぼないので、イケてる転職サイトや知人経由で転職しちゃうんですけどねwまあそこらへんはまた別の機会で。あでゅー