HR×AIサービスについてまとめてみた
こんばんは、mamamaです。早速ブログテーマから脇道に逸れて恐縮ですが、HR×AIサービスについてまとめたい欲がとてもとても高まってきたので、一旦今回書かせていただきます、ありがとうございます。
■日本
正直日本のHR系においてAI推しで本当にサービスが機能している会社がどれほどあるのか…というのは疑問なところです。そのため華やかさよりも実用性が高そうな順で紹介できればと思います><
・オートークビズ
オートークビズはチャットボットを使った面接日程調整の自動化サービスを提供しています。
ビジネスモデルがうまいなと思ったのはまずは「アルバイト」に絞っている点。アルバイト系の媒体連携を中心に対応し、他求人媒体はあくまでオプション。アルバイトは雇用人数が多く流動性も高いためニーズが衰えません。
正社員領域に進出できるほどシステムになればますます期待大ですね。※アルバイト面接日程調整と正社員日程調整には大きな違いがあるのですが、それは後述。
・mitsukari(企業名:ミライセルフ)
次は適性検査サービスmitsukariを運営するミライセルフ。おそらく数多のベンチャー企業同様、サービス名と会社名を一緒にする日が来る気がする最有力候補(どうでもいいか)。
このサービスは働いている従業員にテストを受けてもらいその解析結果を元に、求職者の適性とのマッチングを図るというもの。よほどの大企業でなければビッグデータにはならなさそうという疑問はあるものの、そもそも
の適性検査がUCバークレーのビジネススクールの教授に問題を監修してもらったというので(おそらく)テストのクオリティが高いことで十分差別化が図れているのではと。
元々やりたかったマッチングサービスは5月にベータ版出しているので、今後の動向に期待が持てるベンチャーです。
・SHaiN
最後がドキドキワクワク枠であるAI面接サービスSHaiN。なぜドキドキワクワクかというと、AI面接とうたえるほどのクオリティにいつたどり着くのかな?という疑問があるからです。
https://www.taleasse.co.jp/shain/
AI面接というからにはAIたるキャラクターが相槌とか反応をしながら、会話のキャッチボールをするようなイメージかと思いますが、残念ながらそんなクオリティになるわけもありません。現段階で面接風にしゃべっている動画を取って、その表情・会話内容からざっくりした評価を下すだけ。正直非プロダクト系の第二新卒・ポテンシャル採用くらいにしか使えないでしょうね、現状は。
でも非常に夢有る分野に挑戦している姿はベンチャーの鏡。期待が膨らむ一方でございます。
ぶっちゃけ他のサービスはAIと言っているもののサービスとしてはまだまだ未熟で、とりあえずAIうたってます的な感じでしかないような…(scoutyとかイマイチ伸びてこないし・・・)。まあとにもかくにも日系でmamamaが期待しているHR×AIベンチャーはこんな感じですかね。
■海外
さてさて、海外系ではHR×AIはどれほど進んでいるのか期待しちゃいますよね!?とはいえ私のリサーチ力では網羅することはまず不可能なので、気になる数社だけ紹介させてもらいます。
・textio
個人的に一番注目しているHR関連のAIベンチャーがtextioです。自然言語処理に強みを持つ当社は、求人原稿のパフォーマンスをAIが分析してくれるサービスとして始まりました。
求人を出して応募が来るかどうかのABテストをしても、文章そのものの細かな優劣までは判断がつきづらく、本当に求人ABテストができているのかわからないなあ…なんて担当が多いハズ。
そして会社として今後伸びていくなあと思ったのは、テキストパフォーマンス分析はあらゆる業界に横展開できるということです。実際すでのビジネス文書全般のテキストパフォーマンスまで手を広げています。HR系といいつつも、AIのちからを使って全業界に影響を及ぼしていく注目のベンチャーです。
・mya
次が先日ツイートもしてしまいましたが(笑)、HR×AI業界では割りと本命とされているA.I. Recruiting AssistantサービスMyaです。
ソーシング、書類選考、質疑応答、日程調整全般をAIが代わりに対応することで、採用業務の75%を削減できると公言しています。
またチャットボットが応募者と会話する中で得た過去の経歴データを分析し、導入企業に合うかどうかを自動で判断するサービスも展開しており、データドリブンな採用の世界を実現していくための大きな一歩を踏み出しています。
・GoodTime
採用業務全般の中でも「日程調整」にフォーカスしてサービスを深ぼっているのがGoodTimeです。
GoodTimeの素晴らしい点は、アサインする面接官のマッチングまで分析してくれるところ。これはHR系の人ならわかると思いますが、日程調整業務は予想以上に複雑です。候補者ごとに適切な面接官をアサインしなければ、候補者から企業への評価が下がりかねません。このアサイン業務にかかる時間は馬鹿にならないとともに、熟練の技をも必要とします。しかしこれこそデータがあれば解決できるポイントであり、GoodTimeは現場目線でのサービスを開発していると言えるでしょう。こういう企業は強いなあ。
さて以上、本当に上辺だけの情報で恐縮ですが(汗)、世界のHR×AIについてまとめてみました。みなさんもし注目のサービスがあればブログコメントなりTwitterなりで教えていただければ幸いです。では今回はこの辺りで。あでゅー