離職率ではなく辞め方が大事というお話
こんばんは、mamamaです。今回はちょっと思うところがあって、企業サイドからみた「離職」についてお話をしてみます。転職をする人がいるということは、辞める人がいるということ。そして「離職」というフェーズになるときに企業の本質が見えるものです。
■離職率が低いということは必ずしも良いことではない
「離職率が高い」と聞くとみなさんどういうイメージを持たれるでしょうか?労働環境が悪いブラック企業を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。確かに離職率が高すぎる企業はあまり好ましいことではありません。
しかし離職率が0%!という企業を聞いたときどう思いますか?おそらくほとんどの方が「ホワイト企業」「神企業」的に褒めたたえるのではないでしょうか。しかしmamamaはこれには反論を唱えたいと思います。なぜなら辞めていく人がいないということは、その分新しく入ってくる人が少ないことがほとんどだからです。人の循環がされずに、仕事が同じような考えで同じようなやり方を続けてしまう。辞める人がいるから新しく採用する。辞める人がいなくて新しい人を採用していくうちに社内の雰囲気・フェーズが少しずつ変化していくことで人が辞めていく。
人が辞めていくということは少なからず会社が変わっていっているということだとmamamaは思います。これだけ変化が激しい時代に、会社も同じように変わっていくことこそが生存戦略だと言えるでしょう。だからこそ一定数定期的に人が辞めていくことは正だと思うわけです。
■それでも辞められ方は大事
一定数辞めていくことは正。しかし辞められ方はその会社を映す鏡です。
これは余談ですが、辞めていくことを美談のように退職エントリを書いていく人は正直嫌いです。なんかね、終わりよければ全て良し的なあの感じね。あんたが辞めていくときさんざん裏で会社の悪口言ってたのしってるからね。本当にあの風習は人間の小ささがよく表れていると思います。エモく書いているやつほどマジで立ち悪いです。
とはいえ、最後の最後にエモく退職エントリをかけるならまだいいほうでしょう。問題は揉めにもめて終わることです。辞めたい辞めさせないの押し問答の末に揉めにもめてやめていくパターンを何度も見てきました。最後は顔がげっそりして辞めていくパターンです。この場合、辞めていく側は会社への軽蔑を全く隠そうともしません。
もうね、辞めるっていうことは最終勧告なんですよ。それまでのお互いのすれ違いがあって、その方がその場で働いていることにメリットを感じることができず絶望しているんです。それを辞めたいってなったときにあの手この手で引き留めることで誰が幸せになるのか…これは決して引き留めるな、ということではなく、その個人の幸せも考えた上での引き留めなんかということですね。会社が従業員を辞めることをいとも簡単に受け止めるのは問題ですが、過度な引き留めが個人の精神をどれほどすり減らすものか考えほしい。そして去っていくものは会社の悪評を世の中につたえ、そんな発言をしちゃう個人と、辞められた会社側双方の評判が知らぬところで低くなってたりするものです。
だから離職率が問題なんじゃなくて、離職していった人の中で去り際に苦しんだ人の割合が一番大切だとmamamaは考えています。うち離職率低いんですよ!って会社さん、何卒この新指標を大事にしてください。ちなみに私は引き留められて残って苦しんでいるニュータイプ(というかあるある)ですw。では今回はこの辺で。あでゅー
評価制度から考える転職について
こんばんは、mamamaです。今回はtwitterで少し話題に触れていた評価制度から転職を考えてみます。
■なぜ評価制度はたびたび問題になるのか
「自分は適性に評価されていない…」こんな風に考えて転職をしたことがある、または転職を考えたことの有る方も多いのではないでしょうか。つまり会社の評価制度に不満を感じているということですね。働いてより多くのお金や満足感を得るためには社会から評価されなければなりません。
それでは実力があれば必ずしも社会から、会社から、他人から適正に評価されるのでしょうか。この問に自信を持ってYesと答えた人は、ぜひ「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」を読んでみてください。
あなたがよほど突出した実力を持っていれば別ですが、基本的に評価の大半は主観が占めるのです。第三者に「こいつはできる」と思わせることでより大きな仕事・案件が舞い込み、それにより更に成長するというスパイラルが生まれてきます。その最初の勘違いを生ませることができる人材が優秀な人材であり、社会などから評価される人材なのです。
そして評価の大部分を占める主観を、客観的に判断することはできません。だって主観だから。その結果多くの人が常に評価に満足が行かない状況が生まれるのです。
またいくら謙虚に振る舞っている人であろうと、そのときの評価に満足が行かなければ、必ず評価制度そのものに疑問や不満を抱きます。なぜなら評価には主観が入っているため、必ず文句をつけることのできるポイントがあるからです。
そして評価制度をいくら透明にしようとも、主観が取り除かれることはありえないので、評価制度への不満がなくなることは一生ありません。もし評価制度への不満を極力取り除きたいのであれば年功序列にするべきです。年功序列にすることで同じ年代の待遇の差が少なくなり、誰がどれくらいの待遇かなんて気にする必要がなくなります。一部のスピード昇進をする異常な動機はいれども、ほとんどの同年代が自分と同じ待遇であることを確信できるからです。
■評価に不満だから転職、は大抵失敗する
つまり「今の会社の評価はおかしい」と言って転職すると、大体次の会社でも同じような惨事が繰り返されます。あなたは評価者に「できる」と思わせるためのテクニックを有していないため、結局評価者の主観によりまたしても「適正でない(と思ってしまう)評価」をもらうことになるからです。
何回何十回と転職を繰り返しているうちに、あなたを「できる」と思う評価者にめぐりあうことができるかもしれません。しかし日本社会では転職回数が多くなればなるほど転職市場でのあなたの評価は低くなります。評価してくれる人に巡り合うために転職を繰り返すよりも、今の職場で評価されるための技を身につけるべきなのです。
ちなみに評価に不満ではなく、会社の給与水準に不満で転職は良い一手です。業界や会社のビジネスモデル的に利益率が低く、同じような仕事をしているのに自社よりもA社のほうが給与水準が高いということであれば、会社の給与水準に不満があるからA社に転職は合理的です。ただしこれもあくまで評価の問題ではないということです。
「そんなことはない!評価が間違ってる!!」という人は転職エージェントに一度話を聞きに行ってくださいwその会社の評価うんぬんではなく、市場からみたあなたの価値を客観的に教えてくれます。
転職エージェントもピンキリですが、一旦以下2社に行っておけば大丈夫。
✓求人数圧倒的No.1
✓年収500万以上なら効率非常に良し
まあ量は往々にして質を量がするし、自分の質が高ければ量は少なくてもOKという身も蓋もない話ですよw(ここらへんはまた後日)
さて結論、評価制度が透明な会社などこの世にありません。評価に踊らされたくなければ、評価される技を身につけるか、限りなく年功序列制度が精密に機能している会社に行くかの二択です。以上、適正に評価される技を身に着けていないmamamaからのアドバイスでしたwそれではこのへんで。あでゅー
GEEK JOBを利用したエンジニア転職が良さそうという話
こんにちは、mamamaです。以前オンラインプログラミング学習の話をしましたが、ここでダークフォースがまくりあげてきたので報告いたします。
■求職者も企業もWin-WinなGEEK JOBの仕組みについて
そのサービスはグルーヴ・ギアさんが運営する「GEEK JOB」。 <https://learn.geekjob.jp/>
ちょこーーーーっと耳にした程度の方が多いのではないでしょうか。しかし仕組みとしては非常に地に足がついた良いサービスなのです。私の注目した特徴は以下の3つ。
✓下請けSier企業への転職斡旋をメインとしている
✓求職者からお金は取らない。受け入れは20代まで
✓求職者に夢を見せすぎない。まずはJava使って保守運用
つまり「転職」に本当にコミットする姿勢がすごい。他のオンラインプログラミングは求職者からガッツリお金を取る分、夢を見せないと行けない。最近の流行りの言語や技術の勉強もできるといいながら、その技術を使っている企業は自社Webサービスを開発運営しているキラキラ系がほとんど。そんな企業が素人に毛が生えた程度のエンジニア見習いを正社員でガッツリ採用する可能性はかなり低いですよね。
GEEK JOBは求職者がちゃんとエンジニアとして就職できる第一歩を作っている。最初は保守運用で就職しても、2,3年経てば一端のエンジニアになれるケースがほとんど。もしキラキラした会社に行きたいなら、その後でいい。というかその後のほうがいい。
またこのビジネスモデルなら求職者側の集客が比較的難しくない。つまり他のサービスが求職者集め、求職者育成、転職先の企業探しという3つの大型タスクがあるのに対し、GEEK JOBは求職者育成と転職先の企業探しという2つの大型タスクに集中できるのです。
ビジネスモデルがシンプルなことは非常に強い。求職者が転職できないとお金が入ってこないので、求職者がエンジニアとして就職するまでのコミット度合いも違ってくるはずです。他サービスは初期費用をそれなりにもらっているので、コミット度合いの真剣度は多少なりとも違ってくるだろうなと(もちろんコミットしないと売上が最大化されないのでコミットはするはずですが)
従来の紹介会社とモデルは同じものの、「育成」が要となる転職サービスとしてはかなり特徴が出せているのではないでしょうか。まあ賛否両論あることはわかりますが(こんな初級エンジニア量産してどうすんねん的なね)、エンジニア不足による企業成長が阻害されているいま、最も現実的なエンジニア転職サービスを展開している同社は全力応援!!という個人的な応援記事でした笑 では今回はこのへんで。あでゅー
転職ではなく副業という選択について
こんにちは、mamamaです。今回の記事のテーマは「副業」について。
■お金が欲しいなら副業でいいじゃない
本ブログでは「攻めの転職日記」というタイトルだけあって主に転職ノウハウについて解説してきましたが、何もキャリアの築き方は転職だけではありません。
主にキャリアには二つ目的があると思っています。それが「自己実現」と「金銭面」です。自己実現はこういう自分でありたいという欲求です。〇〇な仕事をバリバリやっている自分、〇〇の分野で活躍している自分、〇〇という肩書で世間から認められる自分、〇〇はさまざまでもビジネスの世界においてなりたい自分になるためにキャリアを築いていくという方向が一つ。そしてもう一つの金銭面はそのままですwこれくらいの生活がしたいという欲求に対して、キャリアを築くことで相応のお金を得ていくということですね。
正直後者の場合、手段はいくらでもあります。それこそ企業に属さずとも、自分で起業をするほうがリターンは大きいでしょう。また1社の企業から渡せる金額に限りがあるのなら兼業やパラレルワークなどで複数の収入源を作ったっていいわけです。そこで起業も兼業も難しいという方にオススメなのが副業です。
■経験を積んでいるほど楽に稼げる「クラウドワークス」他
まず最初にお伝えしとくとmamamaが使っているのはクラウドワークスです。そして実際に月々少なくとも5万円前後は本業以外でクラウドワークスによって収入を得ています。
ちなみに副業サイトを勧める記事じゃないので、他サービスとの比較とかはmamamaに聞かないでください笑
平日に一時間使って4000円ほどの仕事をもらっているので、月13時間くらいで5万円の収入を得られています。ただただお金がもっと欲しいという理由だけで転職を考えている場合、次の職場で馴染めるかも活躍できるかもわからずに飛び込むより、副業で+年収50万円を稼いだほうがよほど効率的だと思いませんか。
ただしクラウドワークスで稼ぐ上で、気をつけることが以下です。
✓特定の経験がないと割の良い仕事を見つからない
✓自分に合った仕事を見つけるまでに時間も手間もかかる
✓スキルの切り売りでしかないので、キャリアにプラスにはなりづらい
クラウドワークスに出ている案件でまず単価が最も高いのはITエンジニアの開発案件です。エンジニアやデザイナーなどの専門職への依頼は非常に高単価ですが、まあ素人はとてもではないですが手は出せません。そこで多くの人がチェックするのがコピーライティングや編集のカテゴリーです。ここなら最低限文章力があればなんとか…と思うかもしれませんが、ここでも割の良い仕事はあくまで特定の業界で経験を積んだ方である場合が多いのです。〇〇業界の経験のある方という募集が多く、一般的な事項に関しては単価が100円~200円であることはザラなのです。
そして自分の経験が活かせそうと思っても、実際作業をしてみると大層面倒なものが多いです。指定されたツールを決まったルールに従って作らなければならないもの。調査方法や内容が指定されており、調べるのに時間がかかるものなど、とにかく無駄に時間がかかってしまうものが多いのです。mamamaは最終的に「求人広告or転職関連」×「エクセルorワード納品」×「それなりに知見を盛り込めばOK」に絞って受注することで、効率よく稼いでいます。
そして副業がキャリアにプラスになるのでは?と考えている場合は、ほぼほぼその甘い考えは捨てたほうがいいでしょう。副業はあくまで企業の業務の一部を負担するに過ぎません。新しい挑戦をさせてくれるわけではなく、個人がそれまでの経験を活かして対応できる業務を負担しているに過ぎないのです。またもし作品を作っても企業が企業の作品として世に出すため、あなたのポートフォリオに加えて一般公開することも許されません。つまりクラウドワークス上で副業をやっても、その実績を事細かに世の中にアピールしてさらによりよい仕事をもらうことはできないのです。(※クラウドワークス内で評判を上げて、さらに仕事をもらうことは可能です。)
転職、起業、副業、兼業などなど世の中ではキャリアに関して様々な選択肢が出てきました。長期的な目標を立ててもすぐに変化する時代。それでも目標を設定することには意味があります。あなたの今の目標に適した手段を柔軟に取捨選択していってください。それでは今回はこのへんで。あでゅー
IT企業への転職に向けたプログラミング学習の勧め
こんにちは、mamamaです。IT企業に在籍している方、IT企業への転職を方からよく質問をもらうのが「プログラミングの勉強ってしたほうがいいの?」ということです。結論から言うと勉強しておいて損はありません。ただし目的や目標に応じて勉強の深度は変わってきます。
■プログラミングが少しできることを心のよりどころにしてはいけない
なぜなら一言でプログラミングといっても習熟度はピンキリです。本当にエンジニアになりたいと思ったら、それこそ血のにじむような努力が必要ですし、技術の変化は相当激しいので一生涯勉強をしていくことになります。
もちろん自分が携わるITサービスがどうやってできているのかを知ることは非常に大切です。それこそボタン一つ変更するだけでも裏側でエンジニアがどれほどの労力をかけているかわからない人がほとんどでしょう。上辺だけではなくサービスやエンジニアへの感謝が自然と生まれてくるはずです。お互いがお互いの仕事の大変さを知ってリスペクトした上で本気でぶつかりあえる、これは非常に理想的な姿です。
しかしプログラミングを学ぶと、一定勘違いする層が出てきます。ちょっとかじった程度で他よりも大きなアドバンテージを得たと思うタイプです。それこそローカル上でちょっとしたサービス作って満足する人ですね。でもその知見はビジネスで直接的に役に立つことはほぼありません。
大事なのはどういうキャリアを歩みたいかです。プログラミングを学ぶという手段が目的のようになってしまうことが一番危険です。ただ学ぶこと自体には意義がある、それだけはお伝えしたいと思います。
■エンジニアとしての転職まで考えるならテックキャンプ
といいつつも、本ブログのテーマは「転職」なので、まずは転職まで見据えたサービスからのご紹介w一つ目がテックキャンプ。その中でも「転職成功率98%」「転職できなければ全額返金」という大胆な宣伝をしているTECH::EXPERTがオススメ。
~TECH::EXPERT~
特徴の一つとしては、主にはオフライン、つまり学校に通うタイプであるということ。プログラミング学習となるとオンラインで行うことも多く、ついついさぼってしまいがちな方も多いので、オフラインで追い込む感じが転職コミットって感じでいいですね(笑)。仲間と切磋琢磨しやすいのも魅力です。
また大変嬉しいのが月額の利用料を分割で支払えること。24回分割にすれば月22000円で受講が可能です。もし退職してから転職活動を始めている方からすれば、月々の負担額を少なくできるのは非常にありがたいのではないでしょうか。
そして最後に最も特徴的なのが「チーム開発」の経験がつめること。エンジニアというと一人でゴリゴリプログラミングをしているイメージがあると思いますが、それ以上に大事なのがチーム連携。一人でサービスを完成させることはほぼなく、大きなプロジェクトになるほど大きなチームで様々な人と連携することになります。つまりチーム開発を学ぶということは、より実戦に近いスキルを身に着けられるということ。テックキャンプエキスパートは転職だけでなく、転職後の会社での成功もイメージできているというのは素晴らしいですね。
■まずはとにかく学んでみたい!ならUdemy
ただし先述したように、必ずしもエンジニアとしての道を歩まずともプログラミングを学習することには意味があります。とにかく学んでみたい!もっと技術について知りたい!!という方にオススメなのがUdemyです。
世界最大のオンライン学習サイトUdemy https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZRWAQ+AXJJN6+3L4M+5YZ77
Udemyは海外のサービスで、世界最大級のオンライン学習プラットフォームと言われています。まずUdemyのメリットの一つは買い切り制である、つまり一度購入すればそのコースをいつでも受講できるということ。転職ほどの意思はないのでオンラインだと結局やるまえに終わってしまった…という悲劇あるあるも避けることが可能です(笑)。
そしてコースはIT系が圧倒的に多く、プログラミング学習をしたいのであれば非常に適したサービスです。講師にチャットで質問も可能で、遅くとも1営業日には返信がくることがほとんど。ちなみにmamamaも「Pythonでの分析」「機械学習~画像分類モデルを作る」をUdemyで購入・学習しました。
■AI・機械学習エンジニアを目指すならアイデミー
そしてどうせプログラミングを勉強するなら最新の技術に触れてみたいですよね?そんな方にオススメなのがアイデミー。
アイデミー
ただし、アイデミーはすでにエンジニアの方が、AI・機械学習エンジニアになるためのサービスとしてオススメされているようです(ネット上の評判を見てるとねw)
まったく素地が無い方がPythonを勉強して、そこから機械学習について勉強していくというのは、算数しかやったことがないのに大学院で理系の研究をするくらい無謀なのでちょっと辞めといたほうがいいかもしれません…※自称天才であれば止めませんよ!
それでもなぜアイデミーを紹介したかというと、サービスの世界観に共感したから。これからAI・機械学習はますます世界的に進展していく中で、日本ではAI・機械学習のエンジニアが少なすぎる。また企業も組織として技術を活用しきれていません。
東大の松尾教授は(若干日本について諦めムードになりつつも笑)AI・機械学習と日本産業の親和性は高いとおっしゃっています。現状ハード(物作り)との相性が非常にいいんですね。だから日本のメーカーの現場でもっと技術が使われることを望んでいるものの、技術の理解があるエンジニアや経営陣が少ない。アイデミーはそんな現状に一筋の光をさしてくれるサービスだと思うのです。日本はすでに衰退途上国になっちゃってますが、なんとかまた産業で国を盛り上げられることを信じて(なんか最後は壮大な愛国家っぽくなってごめんなさいw)。
とまあ、結論キャリアや転職を考える上でプログラミング学習は有用だから、自分に投資するのもいいんじゃない?って内容でした笑 今回はここらへんで。あでゅー
ミドルリスクハイリターンのスタートアップ転職
こんばんわ、mamamaです。今回は転職先の選び方について。そしてその中でも企業規模についての解説をしたいと思います。題名はそのまんま「スタートアップ転職がいいんじゃない?」ってことですw
会社選びにおいてよく話に上がるのが「大企業orベンチャー」という議題。まあぶっちゃけどうでもいいと言えばどうでもいいのですが、30歳になってライフプランをもっとちゃんと立てないとなと思ったときに、その企業のどのフェーズにどうやって入るかを考えるべきだったなと。(つまり私の場合は反省していますw)ということで私の大いなる反省とともに、一度サクッとまとめてみたいと思ったわけですよ、これが。
■ベンチャーと呼ばれるフェーズに旨味はない
規模で考えるとパターンは色々ありますが、基本的に同じ規模の中で転職を繰り返すことに意味はないと思っています。大手事業会社を転々としたり、大手コンサルを転々とする人がいますが、飽き性な方や昇進に失敗した方が多いですね。もちろん引き抜きにあったのであれば別ですが、基本的にそういう方は少ないでしょう。
またよくあるのが大手⇒ベンチャーという進路。これも正直あまりオススメしません。私の考えるベンチャーの定義は「年率1.5倍くらい成長している」「従業員数百名規模」「設立10年前後まで」というところです。この規模になると組織も縦割りになり、役割の細分化が進んでいます。
上場間際だとして、このフェーズに部長クラスとして入社するのはかなり理想的な転職です。ストックオプションももらえる可能性も高いですし、そのストックオプションがまあまあの金額に化ける確率も高い。
しかし打って変わって一般社員、もしくは主任クラスで入ることの旨味はほとんどありません。まず給与は間違いなく大手のほうがいいのに思ったより仕事が細分化されて面白くない。ストックオプションもつかない。上場したとしてもそこまで給与は上がらない。つまりすべてが中途半端なのです。それでも大手企業に比べればまだまだキラキラして見えるし勢いもある。そんな雰囲気だけに流されて転職し不幸になった人をごまんと見ています。
■スタートアップ転職の旨味はどんどん大きくなっている
それではスタートアップと呼ばれるフェーズの企業への転職はどうでしょうか。先述したようにそれぞれのフェーズの明確な定義はありませんが、「ハチャメチャに成長している」「設立5年以下」「正社員数十数名まで」の条件を満たす企業をスタートアップとしましょう。
スタートアップに即戦力として中途入社した場合、それなりに活躍をすればストックオプションをいただけるケースが多いです。例えば最近スタートアップ界隈(もう世間的にはベンチャーと呼ぶフェーズですかね)SmartHRさんは先日信託型ストックオプションが将来これくらいになる予定だよ、という記載までした採用会社説明資料を一般公開して世間を沸かせました。
SmartHR 社が面接で使っている資料を Speaker Deck で公開しました!昇給実績や、いま入社した場合にもらえるストックオプションのシミュレーション結果もアリます。ほぼ全職種募集してるので、お気軽にご応募ください!https://t.co/d1hl3rXeC6 pic.twitter.com/ey6dBB7B8z
— 宮田 昇始 (@miyasho88) 2018年8月8日
例えばSmartHRさんの場合、BtoBで人事労務向けのサービスをしています。しかも解約率が0.0X%くらい?だったかな。UX・UIに優れている、月額が数百円と安価なことから、売上は堅調に推移しているはずです(Saasモデルの特徴ではあるものの、ここではそういう小難しい話はすっ飛ばしときますw)。また、すでに20億円の資金調達をしていることから、何かあっても投資家が全力支援するでしょう。つまり最低限成功しそうなスタートアップを発見しやすくなっているのです。
みなさんのイメージですと、このフェーズに入るということは将来的に大きなリターンがある分、大きなリスクも伴うとお考えではないでしょうか。もちろん私も最近まではそうでした。
しかしアメリカとちがってスタートアップが数十億円調達するというのは限られています。ToBで契約数・継続率が順調に推移している×数十億の資金調達をしているフェーズで飛び込むことは、確証はないとはいえミドルリスク・ハイリターンが見込める絶好の投機と言えるでしょう
また最近のイケてるスタートアップで働くことは、キャリアとしてもプラスになります。挑戦をするものが評価される時代がちゃんと来ているのです。大手企業も変革を求められる時代、スタートアップで事業立ち上げをする人材を採用したいニーズは高まっていくのではないでしょうか。たとえ失敗しても、やりきった後なら多くのチャンスが待っているはずです。
ただしここまでツラツラとスタートアップ転職の良さを書いてきましたが、まだまだ世の中での認知は広がっていません。つまり家族などの周囲の人たちからすると「なんで怪しいIT系の中小零細に?」という疑問が浮かんできても仕方ないのです。
「なぜあなたは嫁ブロックを食らうのか 」でも書きましたが、大事なのは日ごろからの話合いです。徐々に徐々に事実と思いを刷り込んでいけば必ず納得してくれる日が来ます(来ると信じています)。周りに反対されたから、なんてダサい理由で内定辞退とならないように、仕込みはしっかりやっておきましょうね。それでは今回はこの辺で。あでゅー
TwitterDM採用のススメ~エンジニア採用~
こんにちは、mamamaです。今回は採用手法(=転職手法でもある)について解説したいと思います。その中でも最近とってもとっても企業を悩ませているエンジニア採用について少し解説していきたいと思います。
■もはや雇うという考えを捨てるべきフェーズに来ているのでは
大手転職サイトDodaが発表している求人転職倍率レポートによると、2018年9月のITエンジニアの求人倍率はなんと8.04倍…営業系の2.32倍と比較すると3倍強の差が開いています。
出展元:
エンジニア採用の際にSier系はエンジニア採用が本当につらい…なんて声が上がりますが、実は受託だろうが事業会社だろうが、採用するということに対する難易度はあまり変わりません。Sier系は母集団形成はつらいものの、求めているレベル感がそこまで高くなく、若手であれば元から育成込みで採用しています。逆にITサービスを運営している事業会社では、若手を採用するとなるとすべて新卒で、中途はほぼ間違いなく即戦力。求めるレベルも高いため、母集団が形成できたとしても中々採用にいたりません。
8.04倍は妥当な数値であり、即戦力のITエンジニアを取りたいともなれば、8.04倍という数値でも低いくらいです。しかしエンジニアがいなければサービスが作れないので、とりあえず打てる手はすべて打つ、という全方位作戦を敷くことになります。最近もう手詰まり感が満載になってきたのが以下。
✓転職サイトに広告を載せる(オワコン)
✓エンジニアのためのイベントを開く(飲食無料)
✓テックブログを書く(労力のわりに効果が可視化できない、書き手が疲弊してる)
長期的にみると相性の良い受託企業を選定し、関係構築を入念に行ったうえで長いおつきあいをするほうがコスパが良い気がしています。しかも頑張って雇っても、彼らは数年で会社去ってくんですよ…もうこれは性分なので仕方ないんです。受託だとスピード感や意思疎通がとかなんとかありますが、もはや仕方ないんじゃないかなー、そこを埋める方法を考えようよ、と正直思っているのであります。ITエンジニアとりたいんですーと相談して、自信をもって「ウチなら取れます!」っていうやつの99%が詐欺です。「網の一つとして貼っておくべきです。母集団形成に関しては全力で頑張ります。」という採用サービス担当を信用しましょう。
■実力派の採用はほぼほぼ知り合いづてで採用が決まる
そして何よりも何よりもなのが、本当に実力のあるエンジニアは採用市場に出てきません。実力のあるエンジニア同士は何かしらつながりがあり、転職のにおいがするとすぐに声をかけられて、次の行き先があっという間に決まっています。
もちろん他職種でも同様ではありますが、日ごろからガチな勉強会とか意見交換をする機会の多いエンジニアなら尚更なのでしょう。またエンジニアのキャリアを理解している紹介エージェントがほぼ皆無であることも、彼らがわざわざ採用業界に出てこない要因の一つだと思います。本当にイケてるエンジニアが紹介エージェントになるわけない=自分たちと対等にキャリア相談できる紹介エージェントがいるわけないのです。
転職サイト見てもどこも似たり寄ったりでよくわからない。強いて言えば最近エンジニア転職サイトで見やすいのは転職ドラフトさんくらいですかね。事業・技術課題について詳細に書いてあるので、自分がジョインして何をするのかが明確に描きやすい。「なぜ自分がジョインする必要があるか」「入って何をするのか」が明確であることは、エンジニアにとって非常に大事です。
■エンジニアと一次接点が取りやすいのがTwitter
ということで、イケてるエンジニアを採用するのは無理ゲーです、さよならー、でさすがに終わらせるわけではありませんw
mamamaが考える最近の最もイケてる手法がTwitterDMです。これはなんら最新の手法ではなく、昔から行われてきた手法の一つでした。
しかしTwitterでの接点がより取りやすくなってきているのです。その背景には深刻なSNS疲れがあると考えています。とりわけFacebook疲れですね。みなさんわかると思いますが、最近のFacebookは単なるキラキラ発信サイトに様変わりしてきています。飲み会・結婚・出産・住宅購入…もう延々とこればっかりwまたFakeNews問題もあり情報の質も疑わしい中、エンジニアのFacebook利用はかなり減ってきたように感じます。
しかし彼らはしゃべりたい、語りたいのです。しかも誰に話しかけるでもなく。本当にどうでもいいことを、よくわからないタイミングで。その格好の場がTwitterなのです。なぜならリア充はTwitterから都合よくいなくなったから。視覚的に他人からの注目を浴びたい彼らは写真・動画を投稿しやすいFacebook・Instagramに流れて行ってくれた。その結果、どうでもいい情報発信をよりしやすくなったTwitterが再度根強い人気を取り戻しています。
その結果、Twitterではより素の姿をしたエンジニアへの接点が図りやすくなっています。彼らが長い時間触れているのは、転職サイトでもWantedlyでもLinkedinでもなく「Twitter」なのです。
Twitterにこそ彼らの本音がつまっており、彼らのそれまでのツイートを見ることで、趣味嗜好から会話も広げやすくなります。職務経歴書や履歴書からは全く読み取ることができない情報を入手できるのです。だから転職サイトからスカウトサービスをするくらいなら、気になっているエンジニアをフォローし普段から情報を収集し、どうみても仕事への意欲下がってるなってときにDMスカウトずばーん!!!!!!!!!!が非常に効果的な状態になっています。
どうだリア充ども、悔しければ文章だけで勝負しやがれ!くそやろう!!!と、なぜか書きながらリア充へのイラつきが高まってきたので今回はこの辺で終わっておきますwあでゅー