攻めの転職日記~forward jobchange~

個々人が主体的にキャリアを作っていく時代の一助になれれば幸いです

評価制度から考える転職について

こんばんは、mamamaです。今回はtwitterで少し話題に触れていた評価制度から転職を考えてみます。

 

■なぜ評価制度はたびたび問題になるのか
「自分は適性に評価されていない…」こんな風に考えて転職をしたことがある、または転職を考えたことの有る方も多いのではないでしょうか。つまり会社の評価制度に不満を感じているということですね。働いてより多くのお金や満足感を得るためには社会から評価されなければなりません。

それでは実力があれば必ずしも社会から、会社から、他人から適正に評価されるのでしょうか。この問に自信を持ってYesと答えた人は、ぜひ「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」を読んでみてください。

 

あなたがよほど突出した実力を持っていれば別ですが、基本的に評価の大半は主観が占めるのです。三者に「こいつはできる」と思わせることでより大きな仕事・案件が舞い込み、それにより更に成長するというスパイラルが生まれてきます。その最初の勘違いを生ませることができる人材が優秀な人材であり、社会などから評価される人材なのです。

そして評価の大部分を占める主観を、客観的に判断することはできません。だって主観だから。その結果多くの人が常に評価に満足が行かない状況が生まれるのです。

またいくら謙虚に振る舞っている人であろうと、そのときの評価に満足が行かなければ、必ず評価制度そのものに疑問や不満を抱きます。なぜなら評価には主観が入っているため、必ず文句をつけることのできるポイントがあるからです。

そして評価制度をいくら透明にしようとも、主観が取り除かれることはありえないので、評価制度への不満がなくなることは一生ありません。もし評価制度への不満を極力取り除きたいのであれば年功序列にするべきです。年功序列にすることで同じ年代の待遇の差が少なくなり、誰がどれくらいの待遇かなんて気にする必要がなくなります。一部のスピード昇進をする異常な動機はいれども、ほとんどの同年代が自分と同じ待遇であることを確信できるからです。

 

■評価に不満だから転職、は大抵失敗する
つまり「今の会社の評価はおかしい」と言って転職すると、大体次の会社でも同じような惨事が繰り返されます。あなたは評価者に「できる」と思わせるためのテクニックを有していないため、結局評価者の主観によりまたしても「適正でない(と思ってしまう)評価」をもらうことになるからです。

何回何十回と転職を繰り返しているうちに、あなたを「できる」と思う評価者にめぐりあうことができるかもしれません。しかし日本社会では転職回数が多くなればなるほど転職市場でのあなたの評価は低くなります。評価してくれる人に巡り合うために転職を繰り返すよりも、今の職場で評価されるための技を身につけるべきなのです。

ちなみに評価に不満ではなく、会社の給与水準に不満で転職は良い一手です。業界や会社のビジネスモデル的に利益率が低く、同じような仕事をしているのに自社よりもA社のほうが給与水準が高いということであれば、会社の給与水準に不満があるからA社に転職は合理的です。ただしこれもあくまで評価の問題ではないということです。

「そんなことはない!評価が間違ってる!!」という人は転職エージェントに一度話を聞きに行ってくださいwその会社の評価うんぬんではなく、市場からみたあなたの価値を客観的に教えてくれます。

 転職エージェントもピンキリですが、一旦以下2社に行っておけば大丈夫。

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まあ量は往々にして質を量がするし、自分の質が高ければ量は少なくてもOKという身も蓋もない話ですよw(ここらへんはまた後日)

 

さて結論、評価制度が透明な会社などこの世にありません。評価に踊らされたくなければ、評価される技を身につけるか、限りなく年功序列制度が精密に機能している会社に行くかの二択です。以上、適正に評価される技を身に着けていないmamamaからのアドバイスでしたwそれではこのへんで。あでゅー