攻めの転職日記~forward jobchange~

個々人が主体的にキャリアを作っていく時代の一助になれれば幸いです

転職手法について~転職サイトと紹介会社ってどっちがいいの?~

こんにちは、mamamaです。前回は転職手法のトレンドについてお話しましたが、今回は一般的な転職手法も踏まえてお話をします。

 

■個々人の状況によって最適な転職手法は変わる

結論から言うと、同じ人であってもフェーズによって最適な転職手法は変わります。転職手法にもすべて一長一短があり、何がベストということはないからです。

 

しかしその一長一短を把握せずに何となくで選ぶ人が多いことが問題です。「なぜその転職手法を選んだのか」と聞かれてパッと答えられないということがないようにしておきましょう。

 

■紹介会社(人材エージェント)のメリットデメリット

まずは二大転職手法の一つ、紹介会社(人材エージェント)を使うメリットでメリットを見ていきたいと思います。

 

・選び方を間違えなければ最強のパートナーになる

紹介会社は採用のプロ。そのため職務経歴書の添削や面接対策まで細かくフォローをしてくれます。転職について何もわからないという状態であれば、まず紹介会社に登録し面談してもらうことをオススメします。

 

✓紹介会社からノウハウをインストールしてもらうことが、転職スタートのカギ

 

もちろん中には独学で転職について一通り学んでいる人もいるでしょう。それでも転職をする際に紹介会社を使うメリットとしては、紹介会社が持つ担当企業の情報の深さです。紹介会社はそれまで多くの候補者を企業に紹介し、面接結果のフィードバックを受けているため、企業の採用傾向を熟知しています。どういった職務経歴書を好むのか、面接ではどういう質問が多いのかなど、Web上では拾いきれない情報をたくさん保有しているわけです。

 

そのため自分が行きたい業界・企業について詳しい紹介会社を見つけることができれば、最強の武器を手に入れたも同然。受験でいう赤本を手に入れている状態で戦うことができるのです。

 

・最後まであなたの味方でいられるとは限らない

しかしもちろん紹介会社のデメリットも存在します。これは致し方ないことですが、そもそも紹介会社のビジネスモデルは、紹介が成功したときに採用が決定した人の理論年収の30%前後の紹介料を企業からもらうというものです。

 

✓求職者が企業に入社してもらわなければお金がもらえない

✓求職者の年収が高ければ高いほど、紹介会社もよりお金がもらえる

 

という二点がポイントです。そのため、もし内定がでれば極力入社するように勧めてきますし、複数内定がでればより年収が高いところにとりあえず入社してほしいというのが紹介会社の心情なのです。またいくら紹介担当が年収関係なく求職者に本当に最適な会社に入ってもらいたいと思っていても、よほど信念のある紹介会社でなければ会社や上司から年収が高いとこに押し込むよう圧がかかってきてしまいます。

 

そのためいざ内定が出た際は、紹介会社の意見も参考にしながらも、あくまで自分で考え決めることが重要になってくるのです。

 

・意外と時間を取られる

また紹介会社を使っている方からよく聞く不満が「連絡が多い」ということです。

 

紹介会社は採用が決定させることが重要ですから、それまで徹底的に求職者をフォローします。特に企業目線から見ると、選考を通じて求職者が企業に対して感じた所感を知ることが非常に重要で、その本音を引き出すのが紹介会社の役割でもあるのです。

 

そのためいざ選考が始まると紹介会社からの連絡が頻繁に来るようになり、その連絡にストレスを感じたことで二度と紹介会社を使いたくないと言う方も一定数存在するほどです。

 

■転職サイト(媒体)のメリットデメリット

・リーチできる企業数が数十倍に

それでは転職サイト(媒体)のメリットデメリットはどうでしょうか。まずメリットから言うと、自分のペースで自分が好きな分だけ企業情報を取得できることが挙げられます。

 

紹介会社ですと自分の職務経歴書や希望に合わせて求人をオススメしてくれていますが、それは裏を返すと制限を受けているとも言えます。紹介会社が可能性を感じなかった求人でも、実はあなたにピッタリな求人が存在するかもしれません。

 

下手な鉄砲も…ではないですが、数を打ち続けることも自分次第ですので、思わぬ企業との出会いも創出できるのです。

 

・身の丈を知らないと中々転職先が決まらない

ただし転職サイトの悪い点は、情報の取捨選択が難しいことです。無数といってもいいほどの求人数から自分に合った求人を探すのは至難の業。

 

またついつい高嶺の花に目が行きがちなため、冷静に自己分析をしないと、応募数ばかりが多くなり書類選考さえ通らないという悲惨な状態になりかねません。

 

もし転職サイトを使う際は、しっかりと自己分析を行ったうえで、企業の選考ランクをA(難しい)B(受かる可能性あり)C(受かる可能性が高い)などに分けて選考に挑むことをオススメします。第三者目線でアドバイスをくれる人がいないため、自分を理解し律する力がないと、無駄に時間ばかりが過ぎかねません。

 

また転職に対する知識(職務経歴書の書き方、面接ノウハウ)がない場合は、やはり紹介会社に一度行くことをオススメします。結論転職に対する知見があり、客観的に情報を取捨選択できる能力のある方は、転職サイトでサクサクと転職活動を進めることは非常に効率的と言えます。

 

mamama的には理想の紹介担当に知り合えるならば、紹介会社を使うのが最も効率的だと考えています。といいつつも、自分よりも知見がある担当に出会うことがほぼないので、イケてる転職サイトや知人経由で転職しちゃうんですけどねwまあそこらへんはまた別の機会で。あでゅー